香雪美術館と旧村山龍平邸



 遠方まで出掛けていたのでその用事が終わってから途中下車をして、『最後の社主 朝日新聞が秘封した「御影の令嬢」へのレクイエム』を少し前に読み終えていたので、まだ頭の中に本の余韻が残っているうちに、香雪美術館と村山邸の雰囲気というか空気を感じてみたいと思い、阪急御影駅から歩いて見てきました。
 香雪美術館が月曜日が休館日だというのは知っていましたが、梅雨の時期だしできるだけ早いうちに行っておきたいという思いがあったので、敢えて休館日の月曜日でしたが行く事にしました。

朝日新聞の創始者・村山龍平翁の蒐集品を展示している香雪美術館入り口から。

 閑静で静かな高級住宅街。周辺には住友銀行初代頭取や武田薬品工業社長など関西の財界人の大豪邸が相次いで建てられていた地域。

 この付近には大邸宅が明治から大正にかけて建てられたが、現存しているのは村山邸のみのようです。香雪美術館では「庭園特別見学会」が開催されており、重要文化財に指定されている洋館や茶室などの外観の見学もできるようなので(2020年3月~6月は終了)、秋以降に見に行きたいと思っています。