偏向報道を読み解こう



 プロ野球が遅れながら開幕して3日が経過しました。巨人は予想通り得意の阪神に3連勝し首位に立ちました。おそらく明日のスポーツ報知ではもう優勝という文字が出てくるかもしれませんね。一方の阪神タイガースは全く打てません。去年も打線は弱かったので今年もか!!といった感じがしています。
 スポーツ報知は読売新聞系のスポーツ新聞なので巨人の事をどこの球団よりも多く扱い、しかも巨人ファン向けにほぼ良い事ばかりを拡張気味に報道します。関西のスポーツ新聞ではスポーツ報知以外は阪神タイガースの事を良く書く事で売り上げを稼いでいます。悪いことを書いても関西では売れないんですね。

 去年のシーズンが終わってから開幕前までの情報をスポーツ新聞で見て行くと、阪神タイガースって投手力は12球団イチ。打線は新外国人を補強し、セ・リーグでは優勝する可能性があるとの報道をよく見ました。しかしこの3日間のスタメンを見てみると外国人以外は変わり映えしていないですね。これではいくら投手力が良いとしても優勝どころかAクラスに入ることすら厳しいかもしれませんね。

 ここ最近マスコミの偏向報道に不信を持っている人が多くなっていると聞きます。当たり前の事ですが新聞社も売り上げを伸ばさないとやっていけません。昨今はインターネットで誰でも容易に情報をタイムリーに取得できる時代になり、新聞社の売り上げは大きく減少しています。その上偏向報道もあって新聞離れが加速しています。

 今回取り上げたスポーツ新聞の情報ですが、スポーツ報知が巨人の事をより良く書く事は系列会社ですので、殆どの人が拡大報道しているというのは分かっていると思いますが、その他のスポーツ紙も上述の阪神タイガースの件でお分かりいただいたように同じようなものでしょう。

 まずはスポーツ新聞から偏向報道を学び、一般紙でも偏向報道に騙されないよう、日々勉強して基礎知識の向上に努めていきましょう。
 産経新聞も世論調査の結果を改ざんして報道していますからね。要はどの新聞も偏向報道を見抜かれないようにやっているという事です。