「コロナ時代の選挙漫遊記」を読んで



『コロナ時代の選挙漫遊記』 著者:畠山理仁 発行所:集英社 発行日:二千二十一年十月十日

 最近の国や地方の選挙を取材した著者が、選挙取材を通じて得た事が書かれてあり、有権者に投票を呼びかけるような内容になっています。もう目の前には衆議院選挙が三一日に投開票されるが、自民党が過半数を確保できるかどうかといった情勢という報道になっている。その前に実施された自民党の総裁選が高市早苗氏の立候補によって、かつてないほどの盛り上がりを見せていたので、その勢いをそのまま衆院選に持ち運びたいという思惑もあったのだろうが、今のところ自民党は苦戦を強いられている。この本を読むと投票に行こうという気持ちが強くなるけど、私にはどうも背後にいる自民党の重鎮達の影響力や、はっきりとモノを言わない(言われない)総裁候補達に対して、本来の選挙というか裏でゴソゴソやっているように感じている組織というものに対し、どうしても素直に一票を投じる気になれないんですね。それだけ高市早苗さんていう人が総裁選に出てくれたというインパクトは、かなり強かったんだと感じています。さてさて衆議院選挙のお話し・・・投票は・・・・どうしましょうか??どの党の誰に入れるか悩みに悩みたいと思います。