「血液をきれいにして病気を防ぐ、治す」を読んで



「血液をきれいにして病気を防ぐ、治す」を読んで

 タイトル:「血液をきれいにして病気を防ぐ、治す」50歳からの食養生
 著者:森下 敬一
 発行所:株式会社 講談社
 発行日:2016年1月20日

 この本を読むことになるきっかけは『千島学説「血液は腸で造られる」』ということを知ったため。一言で千島学説を言うと血液は腸から造られるということで、従来の医療や生物学の常識とされる、血液は骨髄で造られるという考えと全く違う考えに、ワタシは思わず深入りしてしまったのであります。
 その千島学説では腸から血液が造られるということは、日々口にする食べ物から血液ができ、血液から体細胞が造られているということ。だとすれば病気や体調不良の原因は食事にあり、その食事を見直すことによって血液をきれいにすることができ、病気の予防や治すことがでるというようなことが書かれている。
 実際ワタシは数年に渡り食事改善をしてきた。おかげで体重も減り健康な日々を送っている。ただカロリー管理を数値だけで行っており、それだけでは見えない部分があるというのもこの本を読んで分かったこと。食事の中身を今一度改善してみようかと思った次第である。
 いずれにしても食事から見直すというのは現代の医療とは全く違った視点であり、食事から血液をきれいにするというプロセスはワタシ個人では考えも及ばなかったこと。この本を読んで多くのことを学べたし、新しい発見も随分とあった。やってみる価値は大いにあると思った。