お正月に読んだ本3冊を
いよいよ明日の成人の日を持ってお正月気分ともおさらばしないといけないと皆さん思っていらっしゃることと思う。10日からは小中学校も始まり、また長い長い冬休みを取っていた企業も再開され日常に戻り2023年の本格的始動といった感じになると思う。私は以前にも申し上げた通り元日から働いている。明日が休みとなっており2023年元日から1月10日までは結局5日間の休みを貰えた。正直なところどこに行っても三が日は混雑しているし、昨日からの3連休も仕事が2日間入っていたので遠出する気にもなれなかった。で、どうやって過ごして来たかというともっぱら読書。百田尚樹著作の『橋下徹の研究』2022年12月18日、株式会社飛鳥新社発行。著者:馬渕睦夫『馬渕睦夫が読み解く2023年世界の真実』2022年12月28日、ワック株式会社発行。著者:馬渕睦夫、渡辺惣樹『謀略と捏造の二〇〇年戦争』2022年12月31日、株式会社徳間書店発行の3冊を読んだ。まずは最初に挙げた『橋下徹の研究』だけど一気に読み終えました。著者らしい作品で面白くて引き込まれるように読んでしまいました。橋下徹氏のTwitterの引用が長くて退屈してしまう部分もあったが、橋下徹氏の女性問題や上海電力の闇についても時系列で順を追って問題点を抽出しており、分かりやすく大変よく理解できた。次に読んだのは馬渕大使の2023年世界の真実というもう5回目くらいになるシリーズ本だ。毎年読んでいるが馬渕大使らしく公開された一次情報を元に洞察されている。安倍元総理のこと、プーチン対ネオコン、中国共産党は2025年を境に消滅か??、アメリカの中間選挙、もう直ぐやって来そうな食糧危機のことなどが書かれている。ぜひ読んで欲しい1冊ですね。3冊目は馬渕大使と渡辺惣樹さんの対談本である『謀略と捏造の二〇〇年戦争』。私は対談本は読まないようにしている。理由は対談相手に合わせてしまうことにより本音が書かれていないケースが多いということ。著者一人だけが書いた本を読めばその人の考えや思いや伝えたかったことがわかるといったことから対談本は敬遠していた。が、ある人から強く推薦され単なる雑談の延長のような対談本じゃなく、かなり奥が深いというか専門的なところまで切り込んでいて絶対に読むべきだと言われ購入した本である。事実昨年秋にあったアメリカの中間選挙についても日本の報道だけでは知り得なかったことも書かれているし、あのヒトラーのことも書かれておりドイツ発展のために政治的リーダーシップを発揮したヒトラーについては知らないことだらけで勉強になった。そして何より特筆すべきは著者二人の歴史の知識や情報分析力、洞察力が半端ないです。有名人物と言われている人だけじゃなく初めて聞く名前も出て来ます。その都度インターネットで調べながら読んで行きました。またこの本の特徴としてお二人の考えが同じではなくて微妙に違っている点があり、その辺りの違いを読者の方も考えながら読むことになるのでより理解が進むと思う。通常の対談本だとほとんどが相手に同調して方向性も考え方もにかより過ぎといった内容が多くて変化に欠ける作品が多いが、この対談本は考え方が微妙に違う部分があり喧嘩にならないか??とハラハラしながら読むところもあって面白い。さて簡単に3冊の本を紹介してきたが、どれもオススメだけどあまり頭を使わずに読むなら百田尚樹先生の本がオススメ。結構深く近現代史を学ぼうと思う方は馬渕大使と渡辺惣来さんの対談本がオススメです。是非読んでみて下さい。