「日米開戦 陸軍の勝算」を読み終えて



『日米開戦 陸軍の勝算 「秋丸機関」の最終報告書』 著者:林 千勝 祥伝社 2015年8月10日

 70年前の戦争を経済的側面から見た関係によって振り返っている書籍になるが、ただ無計画に戦争に入ったわけではなく、ちゃんと科学性と合理性に基づいて開戦に踏み切った事が丁寧に書かれてある。またいつもの事だが学校の教科書で習った歴史とは全く違った事実を知る事にもなり、真実が歪曲されている事も実に多く知る事にもなる。ただただ自分自身の無知がそうさせているのであるが、「勝てば官軍負ければ賊軍」で、戦勝国は日本を統治しプロパガンダで敗戦国日本の国民には事実すら教えず歪曲された歴史を教えている事に唖然としました。とにかく学校教育では真実を教えてもらいたいですね。