LEICA製品値上げ



LEICA製品値上げ

 マップカメラのホームページを見て知ったんだけど、LEICA製品が10月10日(火)から新商品の価格が上がりますという案内を見た。約1年ほどで2回か3回目の値上げになると思う。慢性的な半導体不足やウクライナ危機、円安等の影響を受けての値上がりだと思うが、ちょっと値上げの頻度が短くて回数が多過ぎ。元々LEICAのカメラやレンズは値段が高い。カメラに至ってはMシリーズというレンジファインダーカメラが新品では100万円を超える。レンズにしてもLEICAは焦点距離が100mmまでのレンズラインナップだけど50万や60万という値段が普通だ。500mmとか800mmというような超望遠レンズは販売されていないのである。しかもアナログ製品が多いし、100万を超えるようなMシリーズのカメラも、マニュアルでフォーカスを合わせるといったカメラだ。正確に言うとマニュアルでピントを合わせるのではなく距離を合わせるという。日本製のカメラが殆どが失敗しにくいカメラであり、カメラ側で被写体を追従してくれたり、オートフォーカスも一瞬で合わせてくれる。明るさなどの露出もカメラが状況を判断してくれ適切な露出で撮影できるようにしてくれる。このような日本製とは全く正反対のカメラになり、自分で露出も設定しないといけないといった具合だ。なので撮影センスよりも技量が必要なカメラなのだ。LEICAファンは多いし、金銭的な事は言わない人が殆どだと思うので、今回の値上げも「またか」ってな具合だと思うが、LEICAユーザーじゃない人にとってはLEICAはまたしても今まで以上に手を出しにくいカメラになったといえるではないだろうか。