ビッグモーターで思い出す事



ビッグモーターで思い出す事

 ちょっと変な事件が続いている。まずはビッグモーターの保険金不正請求問題。会社ぐるみで常態化しているようですね。
 こんな事があった。私が4年前に前に乗っていた車を買ってもらおうと直営店に出向いた事がある。事前に電話で迷惑にならないよう、あまりにも買取り価格が低かったりしたら自分自身も時間の無駄なのでその旨を伝えたのと、他の中古車買取りセンターでの買取り価格を言い、それでも車を見させて査定させて欲しいとビッグモーターの電話に出た人が言うから、忙しい中わざわざ出向いた事がある。店に着いて一通り車を見たり車検証などの書類を見た後買取り金額の提示をされた。何と今まで行ってきた中古車買取りセンターよりもどの店よりも安価な金額の提示。その金額の理由がオークションでの売買額から逆算して算出したものだという説明。実際のオークションでの取引金額の画面を見せられ買取り金額を言われたのだ。だからそんな理由だったら電話口でオークションでの取引額を含まえ買取り金額が○○円になりますと言えば出向かなくても良かったのに、私はかなりブチ切れてビッグモーターの店を後にした記憶が今でも鮮明に残っている。
 もうその頃からノルマのようなものが厳しく、とにかく安く買い取って少しでも高く売ってやろうというのが社員の間にはあったのだと思う。それからというもの当然ビッグモーターに対する不信は募るばかりで、その件があって以降は全くビッグモーターには出向いていない。というか新車を買ったので相手にする必要が全くなくなったというのが正しい。
 今、世間を賑わせているような保険金不正請求やパワハラのような企業体質は相当前からあったように思うし、お金至上主義が社内で蔓延っていたのは間違いないと思う。車という商品をわざとドライバーで傷つけたり、ゴルフボールで叩くなんて言語道断。社会からの厳しい仕打ちがビッグモーターを待っているだろう。
 本当は札幌の首狩り殺人事件の話しもしようと思ったけど、ビッグモーターの事だけで結構長くなったので、札幌の件はまた別の日にでも・・・。