日経平均株価3万円超えに思うこと
そんなに景気がいいとは感じられないんだけど、日経平均株価が3万円を超えた。7日間連続で続伸し1980年8月以来およそ33年ぶりの高水準となり、バブル経済崩壊後の高値を更新したということで、株式市場は活況のようで何よりなんだけど、個人に目をやると日経平均株価のような活況とは全く正反対のように思う。やっとこの春に賃金が例年よりも上昇こそしたが、今後電気代の更なる値上げを筆頭に、生活必需品の値上げラッシュに止まるところが見えてこない状況だ。
昔読んだ本で個人が株で勝とうと思えば、「長期間の投資という長い長い時間を使うことが勝つ秘訣」というような内容を言っているのがあった。期間投資家やプロはリスクを避けるために毎日手仕舞いをしているが、個人がマーケットに参入しても前述の人たちや組織に餌食になるだけ。個人は毎日手仕舞いしなくてもいいのだから、数十年スパンという時間を活用するべきだという教えに、そうなんだ!!と、その通りに長い年月の期間で株を所有していたところ、上手くアベノミクスに便乗して私が所有している株も右肩上がりに上昇してくれた。ただコロナやウクライナの件などで一時的に株価は下落して、そろそろ売り時か??と考えていたが、どうしよう??そろそろ売るか??と、ズルズルしているうちに私の意とは反対にまた再上昇している現状だ。
いずれ手仕舞いしたいとは思っているが、ウクライナもそろそろ終焉を向かえそうだしコロナも落ち着いた。この調子だともう少し行けるんじゃないか!!と希望的観測と欲がまたぶり返してきた。夢ばかり見てしまい売り時を見誤らないようにしたいと思っているところだ。