第68回大阪杯(G1)を振り返って
本日の大阪杯は阪神競馬場の指定席から観戦できた。桜は蕾の状態の木が殆どで早めに咲く木でも2分咲きといったところだった。来週は桜花賞が開催されるが桜花賞の日は多分見頃を迎えているだろうと思う。
さて大阪杯を振り返るが、私のイチオシだったベラジオオペラが見事優勝。2番手追走から直線しぶとく粘って後続を寄せ付けなかった。2000メートル前後の中距離では先攻して粘り混むだけの力を持っている馬。今後は宝塚記念を使って秋は天皇賞からJCといった道を歩んでほしい。
2着はローシャムパーク。スタート直後は13番手という後ろからの競馬。向こう正面から徐々に進出し4角では勝馬に並ぶ勢いだったが、道中に脚を使ったせいか直線で勝馬を捉え切れなかった。
馬券的にはこの2頭は本命対抗なので馬単で的中できたが3連単(複)は外してしまった。
3着が11番人気のルージュエヴァイス。牝馬限定のG1レースで良いレースをしていたが、流石にここでは厳しいだろうと思いノーマークにしたが、最後の直線は内から良い脚で伸びてきた。
人気のタスティエーラは先団に付けて理想的な位置取りと思って見ていたが直線は失速。ちょっと敗因は分からない。ソールオリエンスは2000Mは最も得意なはずだが見せ場すら作れなかった。いつもよりも前目の競馬だったが直線に賭ける方が良かったのかもしれない。
この時季はドバイで高額レースが開催されるのでメンバーが小粒だったが、ベラジオオペラは今後も中距離路線で活躍できそうな印象を持った。宝塚記念から秋競馬が楽しみな馬だ。