第84回菊花賞(G1)を振り返って



第84回菊花賞(G1)を振り返って

 勝った8枠17番のドゥレッツァは引っ掛かり気味で先頭を奪い、2週目の3コーナーからは3番手に後退したのでバテたのか?と一瞬思ったが直線は難なく抜け出して快勝し5連勝を飾った。馬体重がプラス12キロとゆったりと長距離向きな仕上げが出来ていたのが良かった。上がり3Fもメンバー最速の34.6で走っており横綱相撲といったレースだった。
 2着がダービー馬の4枠7番のタスティエーラ。中段からじっくり進み直線も上手く抜け出してきたが今日は勝った馬が1枚上だった。
 3着が7枠14番のソールオリエンス。いつものように後方集団からのレースで最後の直線は大外から伸びてきた。ずっと2着が続いており最近はなかなか勝ちきれていない。どうもどの馬と走ってもどのレースを走っても2着か3着という悪い流れにハマっているようだ。
 人気どころでは6枠11番のサトノグランツが10着と見せ場すらなかった。道中も行きっぷりが悪く追い通し。ファントムシーフは距離的に厳しかったかもしれない。
 馬券的には3連複で的中し1.570円という配当は結構ついたほうだと思う。