阪神タイガースCSセ・リーグ優勝



阪神タイガースCSセ・リーグ優勝

 アドバンテージの1勝を含め試合は3連勝で阪神タイガースがセ・リーグのクライマックスシリーズを優勝した。私は試合内容とかMVPが誰というのにはあんまり興味がない。というのもCS(クライマックスシリーズ)をする事に対して反対しているからだ。
 ペナントレースでの今年のセ・リーグに限ってみてみると1位が阪神タイガースで2位が広島東洋カープだ。ご存知のようにリーグ戦は勝率で順位が決まる仕組みになっており、阪神タイガースの勝率が.616で2位のカープが.532と圧倒的に阪神タイガースが強かった。ゲーム差でいうと11.5ゲームという開きがある。
 これだけ1位と2位との差があるのにクライマックスシリーズをする必要など不要だ。どう考えても阪神タイガースがセ・リーグでは抜けており日本シリーズにはCSをせずに行くべきだと思う。これは私が住んでいる兵庫県のプロ野球チームが阪神タイガースだから言っているわけではない。いちいちリンクは引かないが私はこの制度に反対の意見を拙ブログで何回か書いているのでぜひ見ていただきたい。
 100歩譲っても1位にはアドバンテージの1勝があるというだけじゃなく、5ゲーム開けばプラス1勝。今年の場合だとゲーム差が11.5なので2勝プラス1位のアドバンテージ1勝分をプラスされ、阪神タイガースは3勝のアドバンテージを持ってCSを戦ってもいいと思う。
 もうメジャーの選手との年棒差は日本という国の経済力やプロスポーツのマネジメント違い、さらには円安などを考えると追いつくどころか離されてしまう一方だ。これからも差が縮まらないと思う。そうなると有望選手は大谷選手のようにメジャーリーグの球団に移籍していくだろうし、日本のプロ野球を経験していない日本人メジャーリーガーも誕生していくだろう。
 日本のプロ野球球団は選手年棒の高騰を理由にCSや交流戦などの試合数を増やすのではなく、昔のように130試合でCSや交流戦をしない戦いで日本らしいリーグ戦をやっていけばいいのではないかと私は思う。

阪神タイガース球団公式サイトより。