「週刊文春」と「週刊新潮」闘うメディアの全内幕
この本は本当に面白いです。
「週刊文春」元編集長の花田紀凱氏と「週刊新潮」元副部長の門田隆将氏との対談形式になっており、とても読みやすい本です。
内容を少しだけ話しさせていただくと、数々のスクープや権力に挑み、大物のクビを飛ばし、事件の真相を追い、人間の真実を描いてきた文春・新潮などの週刊誌の作り方。
ファクトを歪める新聞対圧力と闘う週刊誌。タブーに斬り込む週刊誌としてのあり方、さらに今後の週刊誌に未来はあるのか??
などを元両誌の巨頭OBが熱く語り尽くしています。
300ページ強ある本ですが、事実報道よりも自分たちの主義主張のためにファクトを歪める新聞など、私たちが決して知ることのできなかった事が数多く書かれており、引き込まれるように一気に読んでしまいました。
世の中の見方、新聞の正しい読み方を学んだようになりました。
ズバリお薦めの1冊です。