緊急事態宣言延長の真の狙い



 新型コロナウイルスの感染拡大を受けた緊急事態宣言について、5月6日の期限を延長する方針を表明。どのくらいの延長になるかは専門家の話をうかがいたいと述べるにとどめたが、5月末までとする案が軸となっている模様だ。

 安倍首相はある程度の持久戦を覚悟しないといけないと述べられているが、殆どの報道では国内向けの話で感染者数、外出自粛をここまでやってきて、みんなが楽しみにしているゴールデンウイークで緩んでしまうとこれまでの努力が無駄になってしまうといったような内容のことばかり。確かに首相の言われていることはごもっともだと思いますが、期間延長の真の狙いは別のところにあるのではないかと思うわけです。

 ここからは私個人の勝手な憶測になりますが、真の狙いは中国からの観光客の入国を防ぐために期間延長をするつもりなのでは。当初の予定では5月7日までと発表されたが、ここで緊急事態宣言を予定通りやめてしまうと、航空機などの運行も徐々に回復していきます。そこに便乗して観光客が日本の地を踏むことになってしまいます。今世界では中国バッシングの嵐です。隠ぺい工作やマスクの不良品を売りつけたり完全に信用を失っています。そんな中、同じアジアで距離的にも近い日本にのこのことやってこられては世界から日本が変な目で見られても不思議ではありません。距離的のも遠い欧米からは今の状況を考えても観光客は大挙して日本にはやって来ないでしょう。

 いち早く学校も5月末までは休校となりました。この発表は意図して行われていると感じています。子供たちを感染から守るといえばだれも文句は言えません。なのでまずは学校の再開を延期するということを発表し、その後に緊急事態宣言の期間延長の見通しが報道されました。それと不思議なことに感染者数の発表では国別の感染者数の発表がありません。おそらくかなりの数が外国人の感染であるものと推測されます。発表できないんでしょう。

 このままいけば日本国内の感染者数は日に日に減少できると思います。しかし北海道では感染の第2波になりそうな雰囲気もあります。緊急事態宣言をやめて海外からの感染による第2波だけは何としても食い止めないと今度は本当に日本の医療が崩壊しかねません。感染源の国からやってこさせない・・・そのための期間延長が本音ではないかと思ったわけです。