CANON EF70-200mm F2.8L IS III USM ケラレ



ケラレとは・・・・

レンズフードやフィルタなどが写真の周囲に写りこんで被写体が欠けたり、周囲が暗くなる現象。また、長いレンズを使った場合、内臓のストロボ光がレンズに遮られ、被写体の一部が暗くなる場合なども、ケラレと呼ぶ。

  引用元:コトバンク

 キヤノンのレンズを多数愛用しています。その中でも特にEF70-200mm F2.8L IS III USMというレンズがお気に入りです。描写力には定評があり70mmから200mmまでの焦点距離は、あらゆる撮影シーンにおいて使いやすい画角で、ポートレート、風景、スポーツなど、どんなシーンにも活躍できる万能レンズです。

 通常私はレンズの先に保護フィルターを着けて撮影しています。また被写体によっては保護フィルターを外し、PLフィルターを着けて撮影することもあります。そうするとフィルターの枠が写ってしまい四隅が暗くなってしまうんですね。

空などでは特に暗くなっているのが顕著に現れます。

 せっかく描写が良くてお気に入りのショットが撮れても、ケラレが出ると満足度が半減してしまいます。トリミングをして暗いところをカットしてしまえば問題ないのですが、写真によってはトリミングすることによって、メインの被写体まで影響を及ぼすことも出てきます。

 フィルターが映り込んで暗くなるため、フィルターを着けずに撮影するとケラレが出ることはありません。レンズ自体には何の問題もないので、フィルターを外して撮影するしか対策はないようです。薄めのフィルターを着けてもケラレましたね。

 フィルター2枚重ねでケラレるのはわかるのですが、キヤノンさん、フィルター1枚ぐらいの装着でケラレが出ないようなレンズをぜひ作ってくださいね。よろしくお願いいたします。