39年ぶりに見た「大滝裕子」は・・・。



 今が2020年なので1981年といえば39年も前になるんだけど、その頃に見ていたテレビ番組に「プロハンター」という名前のドラマがありました。
 竜崎駿介(草刈正雄)と水原淳(藤竜也)のコンビが横浜でM&R探偵事務所を設立し、数々の難事件や珍事件に挑戦するアクションドラマなんだけど、これが結構面白くて毎週火曜日の放送をずっと欠かさずに見ていました。因みに25話だけで終わってしまったので、たった半年間だけの放送という短いシリーズでした。
 当時のテレビ番組といえば刑事ものが多かったように記憶しているんだけど、今の世の中とは少しばかり違っていて、刑事が犯人を捕まえるときにはボコボコにシバイたり蹴っ飛ばしたりしているのが当たり前の時代です。それとたばこをこれもボコボコと吸っているシーンがたくさんありました。今では考えられないんだけど、昭和の頃はそんなシーンが当たり前のようにテレビで放映されていたんですね。

 その「プロハンター」の24話が『ロンリー・ハート』というサブタイトルで放映されました。「プロハンター」のエンディング曲が「ロンリー・ハート」という曲目で、クリエーションというグループが歌っていました。 

 今は便利な時代になりましたね!!39年も前に放送された番組を自宅で見ることができるのですから。「プロハンター」をYouTubeで検索するとヒットしますね。でもYouTubeでは有料番組のようで、私の場合はどうも見ることができないようです。しかし昔の番組が見たいならYouTubeだけではありませんよ。huluで見ることができてしまうのです。

 話を元に戻そう、「プロハンター」第24話に出てくる女優さんが「大滝裕子」。昨日と今日でその名前が一躍有名になりましたね。その「大滝裕子」が17歳の少女として出演していたんです。3年前に亡くなった母親から聞いた実の父親の名前と、横浜の根岸あたりに住んでいたということだけを頼りに、M&R探偵事務所に父親探しの仕事を依頼するわけです。
 現在の父親と大滝裕子演じる少女はアメリカ在住で、横浜にはクルーズ船での旅の途中に立ち寄っている。従って横浜港をクルーズ船が出港するまでの5日間に少女に父親を探さないといけないという過酷なミッション。

 結局は父親はわかるのですが、その父親は少女に会うことを拒否してしまうんですね。なぜか・・・、父親は「ライフルの五郎」と呼ばれる腕達者の殺し屋だったからなんです。実の娘にそのことを言えませんので、探偵には死んだと報告してくれと伝え、少女にも死んでしまっていたと伝えています。

 少女が出向するクルーズ船に乗る人物の中に、少女の父親が殺しの依頼を受けたターゲットも乗船します。そのターゲットが船に乗るところをライフルで仕留めるはずだったが、実の娘の前では仕事をすることはできなかった。

 以上のようなストーリーなんですが、少女役の「大滝裕子」さんは昨日、新型コロナウイルスの影響で亡くなった「志村けん」さんが、唯一結婚しようと考えていた人だったという報道が出ています。私は第24話を見てから「大滝裕子」さんのファンになりました。当時はそれほど有名になったとまでは言えない彼女ですので、どんな番組に出ているのだろうか?とか歌でも歌っているのだろうか?と調べてはみたものの、今のネット時代とは違ってヒットすることはなかったんですね。

 それが昨日のニュースで39年ぶりに「大滝裕子」の名前を見たもんだからびっくりしてしまいました。今はご結婚もされているようで幸せに過ごしていただきたいですね。

 志村けんさんが大滝裕子さんと結婚していたら・・・・世の中はホント不思議なものですね。