笠松競馬が8ヶ月ぶりに再開



 日本の競馬にはJRAと地方競馬という大きく分けて主催者が違う二つの管轄に分かれている。有名でレースの賞金が高いのがJRAで地方競馬はJRAよりも安く、それぞれの開催場所によっても賞金が違っている。
 笠松競馬の場合は競馬関係者が馬券を買っていたということが発覚し、8ヶ月もの間レースを取り止めていたのだが、地方競馬ではいわゆる八百長とか関係者の馬券購入の噂が後をたたない。公正競馬という観点からこういった噂は本来出てはいけない事だが、どうしても賞金が安く競走馬自体の馬の確保も厳しいという状況からか、疑わしい出来事が次々に出てくる。大井や兵庫県のように地方競馬でも賞金が高い地区は金銭的リターンも多いが、その他の地方では賞金だけで喰っていくのは正直厳しいのが実情なのだろう。JRAでも地方競馬でもコロナ禍で今までと違いネット投票が人気であり、馬券の売り上げが増加している傾向にある。どうかこれを機に本来のエキサイティングである競馬に向けて、二度と関係者の馬券購入などは無くして欲しいものである。