第37回ジャパンカップ(G1)を振り返って
1 1 シュヴァルグラン
2 2 レイデオロ
3 4 キタサンブラック
4 11 マカヒキ
5 14 アイダホ
6 9 レインボーライン
7 8 ソウルスターリング
8 16 ヤマカツエース
9 3 ギニョール
10 12 サトノクラウン
11 13 シャケトラ
12 5 サウンズオブアース
12 10 ブームタイム
14 17 ラストインパクト
15 6 イキートス
16 15 ワンアンドオンリー
17 7 ディサイファ
1番人気のキタサンブラックが大方の予想通り逃げる展開。粘り込みをはかろうとするところを、ゴール手前で5番人気のシュヴァルグランが差し切った。また、3歳馬で今年のダービー馬レイデオロが2着に入った。1、2着馬が最内枠の1枠2頭で、3着になったキタサンブラックも2枠ということで、内枠を引いた3頭が上位3着まで入線という内枠有利な結果になった。
1着 シュヴァルグラン(5番人気) 1枠1番という内枠を味方にラチ沿いをぴったりと回ってきた。キタサンブラックの少し後ろを追走し、最後の直線での叩き合いを征した。展開も向き距離のロスなく2.400Mを回ってこれたのが良かったのと、ボウマン騎手との折り合いも良く気持ちよく走っていたように感じた。
2着 レイデオロ(2番人気) これも勝ち馬同様内枠から来た馬。道中は中断のやや後方を追走し、直線でキタサンブラックを差し切った強さはさすがダービー馬。一番強い競馬をしたのがこの馬といった印象を受けた。次走はまだ良くなりそうな感じで楽しみである。
3着 キタサンブラック(3番人気) 予想通りマイペースで逃げる展開になり、直線に向いたときは勝つのはこの馬と思ったが、いつも通り粘り込むことができなかった。ゴール手前では内に刺さり気味で苦しそうに思えた。少し体調が下降気味だったのだろうか。
4着 マカヒキ(6番人気) 上位の馬とは離された4着で、勝ちを狙うわけでもなく上手くレースを運んで4着に持ってきたという印象。2016年のダービー馬だしこれくらいに来ても不思議ではない馬。これからはもっと積極的なレースをしてくれればまたG1を勝てると思う。復調の兆しを感じた戦いだった。
5着 アイダホ(10番人気) 後方から直線でどれだけ伸びるかといった競馬が上手く嵌った感じ。
7着 ソウルスターリング(4番人気) 秋華賞に出ていたら勝てるだろうと思っていたが、天皇賞同様3歳の牝馬にとっては厳しいレースだったと思う。実力は出し切っているのではないか。
10着 サトノクラウン(3番人気) 3着内率が6割以上という安定感もあるが、大きく負けてしまうこともあるという分かりにくい馬。今日は悪いほうが出てしまったのか。