＜テンポイントなどを輩出の北海道・吉田牧場、再開を断念　「最後の馬」来年デビュー目指す＞
　https://mainichi.jp/articles/20200529/k00/00m/040/014000c
　＜1977年に天皇賞と有馬記念を制したテンポイントなど多くの名馬を輩出した北海道安平町の吉田牧場が競走馬の生産終了を決めた。＞毎日新聞を読んでいてこの記事を見てビックリ。テンポイントの生産牧場として有名な吉田牧場が生産を終了ですか。記事を読んではじめて知ったことですが、4月に火災があって繁殖馬全5頭を失っていたんですね。全5頭とはだいぶ規模を縮小していたようで、跡継ぎの問題もあって小頭数の生産になっていたんだと思います。私は9年前の秋にテンポイントのお墓参りに行った時には、もっと頭数がいたように記憶しているので、徐々に減らしていったのかも知れませんね。
　今は競馬が武豊の登場によって注目された時以来の馬券売り上げが好調のようです。コロナによって無観客競馬が続いていますが、インターネット投票の充実もあって、無観客でも馬券の売り上げが伸びていましたし、アーモンドアイなどのスーパーホースが現役馬として活躍しているのもあって、再び競馬に注目が集まっているように思います。
　競走馬のセリも活況で毎年7月に開催されるセレクトセールでは、サラブレッドが高値で取引されています。ただ社台グループなどの一部の牧場は好調ですが、中小牧場は馬が思った値段で売れず苦労されていると聞いています。吉田牧場もそんな苦労があったのかも知れません。
　私は毎年北海道に行ってますが、ここ数年は真冬ばかりに行っているので、牧場巡りに行くことができていなかったので心残りです。吉田牧場が生産を終了するってことはテンポイントのお墓参りがもしかしてできなくなる可能性もあるということかも。残念ですが仕方ないですね。

　吉田牧場に直近に行ったのが2011年10月。その時の様子を載せておきます。