京都サラブレッドクラブ



 今日は3月21日の土曜日。朝起きて食事をとりながら何気なく新聞のスポーツ欄を読んでいると、JRAが主催する競馬の結果が載っています。あれ??昨日は金曜日なのに競馬があったのかな?たいていは土日が競馬なんだけどな!なんて思いながら自分の部屋に戻りインターネットでJRAのホームページを見てみると、確かに3月20日(金)に競馬は行われていました。

 今日は土曜日なので競馬があるのはわかっていますので、どんなレースがあるのかな?とか、レースに出走する馬や騎手などを見ていると馬主欄のところにはじめて見る馬主がいるのに気づきました。その名前が「(株)京都ホースレーシング」。1頭の馬を複数の人で所有する法人馬主ですね。愛馬会法人が「京都サラブレッドクラブ」。ちょっとややこしくなりますが、出資者は愛馬会法人に金銭出資し、愛馬会法人がクラブ法人に現物出資。クラブ法人がJRAに登録といった流れになる。

 また新しいクラブができたのかな?と思い、早速、京都サラブレッドクラブのホームページを見てみると、つい最近までは「ニューワールドレーシング(株)」だったんですね。役員変更に伴い「(株)京都ホースレーシング」に改称したようで納得できました。

 

 私は以前3つのクラブで一口馬主ライフを楽しんだことがあります。一番活躍した馬はG1のオークスにも出走し、新馬や特別レースにも勝ってくれるなど競走馬を所有する(一部)楽しみをあじあわせてくれました。獲得した賞金も出資金額以上の見返りをもたらしてくれたので、とても充実した一口馬主ライフを満喫させてくれた思い出があります。

 ただ、このような活躍馬に出合えるのは稀ですね。今では数多くあるクラブ法人ですが、本当に結果を出せているクラブは大手牧場系だけといってもいい状況で、その他のクラブはなかなか結果を出せていないのが現実です。私もその後に出資した馬たちはよくて1勝止まりで未勝利馬も何頭かいました。

 京都サラブレッドクラブの方向性としては、血統や馬体のいい高額な馬を買って募集するのではなく、どちらかといえばリーズナブルな馬を買って募集馬としてラインナップするようです。
 我々一般人として、ははっきりとそのような方向性で運営してくれるというのはわかりやすくていいですね。後は結果がどうなるのか??今後の京都サラブレッドクラブの活躍が楽しみです。