過剰反応



過剰反応

 今日の日経平均株価は昨日よりも1,638円安い37,047円で取引を終えた。8月に史上最大の暴落があったので今日のような程度の下げなら少ないんじゃない?と感じる人も多いと思う。
 アメリカでは昨日ダウが暴落し、さらに半導体大手のNVIDIA株が四半期決算が市場予想よりも良かったのに暴落したという事実があり、それに連られて世界中で株価が下落気味になっている。
 株価以外では日本はお米が買えないといった状況になっている。日本人の主食であるお米がスーパーの陳列棚にもないといった状況は私が産まれてから一度も聞いた事がなかった。減反政策の影響もあるが南海トラフ巨大地震の注意の呼びかけが政府から発表され、庶民が一気に買いだめをしたためにお米不足に陥ってしまったようだ。
 11月にはアメリカ大統領選挙が控えているし、日本でも自民党の総裁選挙が間近だ。そういった変わりやすい節目の年なのかもしれないが、ひとつひとつの出来事に過剰に反応し過ぎていないか??と思ってしまうのである。
 株価だってアメリカの一企業の下落がきっかけで今日の日本の株価下落に繋がっている。南海トラフ巨大地震に対する備蓄をするのは大変良い事だ。
 だが何もかもに敏感過ぎると思う。株を含め一気に反応してしまうのではなく、徐々にそして着実に成し遂げていく事が物事では大切じゃないのかなと感じた今日の日経平均株価暴落で感じた事だった。