ネット選挙はいつになるやら



ネット選挙はいつになるやら

 昨日2024/04/28は3箇所で衆議院の補欠選挙が行われた。自民党は2ヶ所で候補者を立てることすらできず、ただ島根県で唯一候補者を立てたが無惨にも敗北という結果となった。
 注目は東京15区。結果は戦前から優位と言われていた立憲民主党の候補者が勝った。
 この3か所の投票率が悪いんですよね。補選だから低くても仕方がないと言った意見もあろうかと思うが、私個人的には選挙に関してはネット選挙を早く実施すべきだと思っている。
 理由は多くの人が参加しやすいし選挙費用も今よりも安く済むということ。だけどこれがなかなか前に進まない。なぜなら今の国会議員の多くは投票率が低い方が当選する確率が高くなるから。組織票という受け皿がある自民党などの候補者はだから多くの人に投票所に行ってもらわない方が自分は当選する確率が高くなるのでネット選挙に対して後ろ向きなのだ。
 しかし今や電波が届く範囲なら地球の裏でも世界中の人と通話や通信がリアルタイムに出来る時代。ちょっと考えれば簡単にネット選挙なんてすぐに出来るはずなのに全くやろうという気配すら感じられない。
 要するに国や国民のことよりも自分がいかに国会議員になれるかという事しか考えていない結果だと思う。早くネット選挙の時代になり国会議員の質も上げてもらわないと、日本の地盤沈下は止まりそうもない。