第41回フェブラリーステークス(G1)の見解



第41回フェブラリーステークス(G1)の見解

 2024年度JRAのG1レース初の見解になる。が、2月24日(土)にサウジアラビアで行われるサウジアラビアカップ(G1)ダート1.800Mに日本のダートのトップホースが5頭が出走予定だ。
 そちらに有力馬が遠征してしまった為にフェブラリーステークスのメンバーが少々寂しい感じとなった。この時期にはドバイでも超高額レースが控えているので、今後も日本のトップホースは日本で走るよりもサウジアラビアやドバイに遠征するであろうと思われる。
 超高額レースのひとつであるサウジアラビアカップの1着賞金は世界最高額で何と1000万アメリカドルとなっており、今のレートで日本円に換算すると約15億円となることから、1着賞金が1億2000万円のフェブラリーステークスとは10倍以上の差がある。
 日本の馬も海外遠征に対してのノウハウや調教技術の向上から世界に目を向けるのは当たり前の時代。ましてや賞金額を聞くと馬主や調教師も中東遠征の方向になるのは当然の事。来年以降G1レースの開催時期を今のままで行くのか、また時期をずらして開催するのかといったJRAの対応を見守りたい。
 前置きが長くなってしまったが、そのような状況の中フェブリーステークスが行われる。それでは見解の方に行ってみましょう。
 私のイチオシは7枠14番のウイルソンテソーロ。前走は逃げて2着になったので今回も逃げると思う。東京コースも合うしこのメンバーなら勝ち切れると思う。
 2番手評価が3枠5番のオメガギネス。ウイルソンテソーロをぴったりとマークする形でレースが出来そう。ルメール鞍上できっちりと捉える可能性が高い。
 3番手評価がレッドルゼル。大崩れしない馬で勝ち切れなくても2着には十分来れると思う。
 あとはキングスソードとドゥラエレーデまで押さえたいと考えている。