カメムシ



カメムシ

 大変臭い悪臭を発する虫だが、未だに車の中や最近までは家の中にも入ってきていた。今日も車で休んでいると虫が羽ばたいている音がするので、「もしかして?」と窓にひっついている虫を見ると茶色のカメムシだ。もう朝晩は暖房をガンガンに効かせている程寒くなっているのに、この時期の及んでまで活動をしやがっている。本当に困ったものです。
 このカメムシはどうやら今年は例年以上に多かったようで、特に大阪は酷かったとラジオで言っていたのを覚えている。気がつけば服に付いているとか髪に毛にひっついているといった具合も多かったとようで、そういえば私にも知らないうちにこのカメムシが服に付いていた事があった。
 とにかく臭い。捕まえた後の指にこびりついた臭いはなかなか消えないし、独特の悪臭にうんざりしてしまう。出来る事なら触りたくないが服や身体に付かれるとどうしても触れざるをえない。テッィシュや紙を使って素手で触らないようにしているのだが、それでも指に臭いは染みついてしまうほどの強臭だ。
 青森県の下北半島では「秋にカメムシが大量発生すると、冬は大雪になる」と言い伝えられているそうだ。私も兵庫県の北部地方の人から同じような事を聞いた事がある。
 今年のカメムシが大量発生したのかどうかは分からないが、言い伝えにだけにはならないようこの冬に大雪が降らない事を願っている。