日本のゴルフ界は熱い



 女子ゴルフの笹生優花選手(19歳)が全米女子オープンを優勝するというビッグニュースが飛び込んできました。男子では松山選手がマスターズを勝利するなど今年の日本のゴルフ界は絶好調ですね。2年前には全英女子で渋野選手が優勝しているし、実力は数年前に比べて格段と上達していると思います。なので海外のメジャータイトルを取る日本人選手が近いうちに出るだろうとは思っていましたが、2年前の渋野選手が全英を勝ったのには正直ビックリしたけど、今年の松山選手と笹生選手の優勝はビックリというよりも「やはり!!」と2年前とは違った感じを受けています。それだけ日本人選手の実力が上がって来ているという事を私自身は感じていましたので、そろそろとは思っていたけど、男女の日本人選手が同じ年に勝つとまでは思っていなかったですね。
 思えば20年近く前に初めてプロのトーナメントを観戦したのが「サントリーレディスオープン」。当時は今開催されている六甲国際ではなくジャパンメモリアルで開催されていたんだけど、初日を現地で観戦した感想を思い出してみたんだけど、言葉は悪いけど無名の選手3名の組などギャラリーが全くいなくて、「我々アマチュアのラウンドと変わりないな」と思ったものです。それが協会はじめ選手関係者の努力で人気スポーツに引き上げられ、また若手選手の切磋琢磨した努力の結果、今や人気実力とも国民的スポーツになったといっても過言ではないと思います。
 今の女子プロゴルフには10代の若手に実力者が多数いるようで今後の活躍がますます楽しみです。東京オリンピックでも金メダルを取ってほしいものです。

読売新聞号外より。