イカナゴ 今年も不漁か
イカナゴが2月29日に大阪湾と播磨灘で解禁されたが、今年も不漁のようです。
私の記憶が確かなら3年前ぐらいから水揚げが減っているように思います。特に昨年は酷かったですね。
今年も2月29日の解禁日に明石市の林崎漁港では水揚げがなんとゼロだったそうで、漁師の方々の気持ちを思うと辛いですね。林崎漁港は自宅からも近いので尚更です。
イカナゴが豊富な頃は家庭でくぎ煮と呼ばれる料理をして、親元や親戚・知人等に送るために朝から良い匂いがしていたものです。くぎ煮の匂いがすると寒い冬から春がやってきたという季節感を感じていました。
そのくぎ煮も各家庭で味付けが微妙に違うんですよね。生姜で煮る家もあれば山椒で煮る家などさまざま。どの家庭もたくさんくぎ煮を作って宅配で送っている光景があちらこちらで見えました。
またイカナゴのくぎ煮を料理するあの良い匂いを早くたくさん嗅いでみたいですね。
写真は神戸から大阪湾を見た様子です。写真では切れてしまっていますが、もう少し右側に関西国際空港があります。
解禁初日の大阪湾と播磨灘ではイカナゴの収穫が微妙に違ったようで、播磨灘の方が少ないと報道されていました。